特定技能ビザを取得し、宿泊業界で就労したい場合には、日本語試験と宿泊業技能測定試験に合格しなければなりません。
それでは一体、この宿泊業技能測定試験とはどういった試験なのでしょうか?
以下で解説いたしますので、確認してみましょう。
宿泊業技能測定試験とは、日本の旅館・ホテルでの業務に従事するために必要な技能レベルを確認するための試験です。
宿泊業界で必要とされる技能や知識を以下の5つのカテゴリーに分け、その中から出題されます。
① フロント業務 ④ 広報・企画業務
② 接客業務 ⑤ 安全衛生・その他基礎知識
③ レストラン・サービス業務
試験は筆記試験と実技試験に分かれており、筆記試験は○×方式による30問が出題され、実技試験は上の5つのカテゴリーの中から1つが選ばれ、実際に現場を想定した対応能力が試されます。
では以下で、この試験の受験資格を説明します。
受験資格者は、以下の①と②を満たす方で、日本国内で試験を受験される方は①及び②の全てを満たす方となります。
① 試験日において、満17歳以上の方
② 在留資格を有している方
以上、宿泊業技能測定試験についての解説です。