特定技能ビザを取得し、航空業のうち航空機整備業務の分野に就労したい場合には、特定技能評価試験(航空分野、航空機整備)と日本語試験に合格しなければなりません。

それでは、この特定技能評価試験(航空分野、航空機整備)はどのような試験なのでしょうか?

以下で解説いたしますので、確認してみましょう。

□受験資格

受験資格者は、以下の①と②を満たす方で、日本国内で試験を受験される方は①及び②の全てを満たす方となります。

① 試験日において、満17歳以上の方

② 在留資格を有している方

□試験内容

農業技能測定試験は、「公益社団法人 日本航空技術協会」が実施します。
試験は筆記試験、実技試験ともに日本語で行われ、試験の形式は、筆記試験がペーパーテスト形式と真偽法(○×式)で、実技試験は作業試験形式で行われます。

□試験科目

  • 筆記試験
    (試験時間1時間:問題数30問)

航空機整備業務のうち以下の3分野に関し、基礎的な知識を有し、業務遂行に際して適切な対応をとるために必要な知識を有するか否かが判定されます。

試験は、日本航空技術協会のホームページに掲載するテキストの中から出題されます。


① 航空機の基本技術(締結、電気計測)
② 作業残全・品質
③ 航空機概要

  • 実技試験
    (試験時間30分:問題数、「締結」「電気計測」とも1~3問の課題が出されます)

航空機整備業務のうち以下の基本技術に関し、実務能力を有するか否かが判定されます。

① 締結:適切な工具を使用して、ボルト、スクリュー及びナットの結合、回り止めが正確にできること。
② 電気計測:適切な計測器を使用して、電気計測が正確にできること。

 

以上、特定技能評価試験(航空分野、航空機整備)についての解説です。